社会人になる日は近い

 本日11月12日、内定式が行われる模様。これを書いているのは家を出る前で、緊張にお腹を下している時間であります。落ち着かないのでただ思ったことを出力してみる。なので散文的で読むに堪えない駄文かも。すみません。

 

 正直言って、私は就活を適当に終わらせた。どれくらい適当かというと、内定先が何をしている会社なのかいまいちわかっていないレベルの適当。ただ漠然とITの仕事がしたいと思っていて、でも文系だしスキルもないから就活は厳しくなるだろうとも思っていた。だから、とにかくこの業界に入れるならどこでもいいやという考えで内定の取れた会社に決めた。選んでなんていられなかった。それに、もしこの会社がやばいところでも、ここでスキルを身に付ければ潰しがきくかもしれないとも考えていた。なお、ここ以外の会社は箸にも棒にもかからなかった。その程度のセルフプロデュース力。つまりはコミュ障陰キャ

 というわけで今日、その会社の内定式に行くわけだ。会社の規模は200人ちょっと。まぁ普通の中小といった様相だけど、この業界では珍しく30歳を越えている会社でもある。IT業界でこれは珍しい。名古屋には数えるほどしかないらしい。何故なら、昔のPCはけた違いに値段が高く、よって市場もターゲットも今と全く異なるからだ。激動の時代をなんとか対応して切り抜けた一部の猛者だけが生き延びたのだ。閑話休題。それだけ長く続いた会社なのに未だ200人ちょっとしかいないという事実に若干不穏な空気を感じないでもない。今となっては後の祭り。

 内定式の案内メールにはCCがつけられていて、私のほかに2人が同じメールを共有していた。つまりはこの2人が同期なのだろう。少ないと思ったが、そもそも私の勤務先は支社だし、200人規模なら妥当なところか。

 スーツに着替える。このスーツには、これから何度もお世話になるのだろうか。いや、そうでもないか?父は私と同じくIT業界の人間だが、スーツはもう長いこと使っていないという。オフィスカジュアル?クールビズ?知らないけど、そういう時代らしい。私服を買いそろえるべきか。

 ここまで思考の羅列を書いてきてふと気付いた。内定式って、これのためにあるんじゃないか?つまり、就活を終えて気が緩んだ学生達に、これからの社会人生活を意識させるためにあるのではないか?と。

 そう思うと私は術中にはまっているわけだ。こんな訳の分からない文章を書いてしまうほどに緊張しているのだから。内定式とは中々よく出来たシステムだと思う。

 そろそろ時間だ。出発する。これから始まる新生活に向けての、第一歩目。失敗は、したくないな。